人間とは面白い物でビックリする成長をするモノだと知った。
成長なのか退化なのか分からないけれど、とりあえず壁は壊せる事を知った。
がむしゃらに何かをする事は大人になると減ってくる。
何かに向けて行動する。
と言う訳で前回の続き。
リビングと暗〜い和室を一つにの続編。
壁の中にあるかもしれない未知の配線やガスの配管。
切らないように傷つけないように。
最初は必要以上に神経質でも、気がつけば
「おりゃっ!」
「ふんっ!」
と勢いに任せる動きに変わる。

剥がした壁も廃材利用を考えてなるべく綺麗に。
そのつもりも気がつけば、
「せいっ!!」
バキッバキッ!!
「ま、いっか。」的な。。
あっという間にと言いたいところだが、半日以上壁はがしに打ち込む。
なんと暗い。。が印象だったこの部屋も明るく広々見えてくる。
俺たちはやりました!!
ぶち抜かれた壁を前に何とも言えない達成感は一瞬の幻。
むき出しの配線類。
よくわからないガス配管。
落ちるんじゃないか?この天井。
やっぱりな。。。
まだまだ喜んでなんかいられない。
1つ解決するたびに3つの問題が生まれるシステム。
今までの改装で慣れたはずのこういった事。
終わらない音楽はない。
明けない夜はない。
そう言って勇気づけるという現実逃避の考え方は時に自分を救うんだ。
目標に向かう途中、この道は正しいのだろうか?
意味がどれだけあるんだろうか?
いや違う。
やっとスタートに立ったんだ。
そう、やりたい事はデザインと発想の表現。
現実逃避ではなく実感。
いよいよ次回は部屋の仕上げに着手する。
0 件のコメント:
コメントを投稿